韓国発のロマンススリラー『親愛なるX』は、人生のどん底から頂点に輝く女優ペク・アジンの壮絶な破滅と、彼女を守ろうとする幼なじみユン・ジュンソの切ない愛を描いた物語です。
2025年11月にはドラマが配信され話題に!
今回は原作ウェブトゥーンのラスト(結末)ネタバレや、ドラマ版との違いもご紹介します!
『親愛なるX』原作のラスト結末・ネタバレ
原作はバン・ジウンによるNAVERウェブトゥーンで、全63話の完結作品です。
主人公ペク・アジンは幼少期の傷と戦いながら、周囲の人間を「X」と呼び踏みにじり頂点を目指します。
原作あらすじ総ざらい
原作は、トップ女優として成功を収める主人公 백아진(ペク・アジン)が、幼少期の過酷な過去を背負いながら、表向きの華やかさと裏の冷酷さを併せ持つ“仮面の女優”として生きる姿を描いています。
彼女を支え、また利用しようとする“X(エックス)”たちが次々と関わり、やがてアジン自身の崩壊・転落へと繋がっていきます。
原作ラスト結末は・・!
『Dear X』は、世界的に有名な女優・ペク・アジン の波乱に満ちた人生を描いた物語です。
彼女は華やかな成功の裏に“消せない秘密”を抱えており、それを長年の友人ジュンソに知られてしまいます。
ジュンソはその秘密を世間に暴き、アジンのスキャンダルを利用して自らの名声を得ようとします。
物語は、そんな二人の関係を軸に、愛と裏切り、信頼と復讐が複雑に絡み合うドラマを描いていきます。終盤では、アジンがジュンソとの子どもを連れて国外へ身を隠していたことが明かされます。
しかし彼女は再び帰国し、かつての自分と向き合う決意を固めます。
そのころジュンソは、アジンとの過去を利用して名声を手にし、まさに「成功者」と呼ばれる立場に。
けれどアジンは、そんな彼に一通のメッセージを残します。
――「もう一度私を傷つけようとするなら、あなたを必ず引きずり落とすわ」。物語は、この手紙を残したまま静かに幕を閉じます。
華やかさの裏にある孤独、愛情と憎しみが入り混じる人間模様が、読後に深い余韻を残すラストとなっています。引用元:CBR(※引用分を訳しています)
この結末は「自業自得の悲劇」と言われ、希望よりも現実の厳しさと因果応報のテーマが強調されているようです。
さらにラストは「アジンが完全に終わったか救われたか、読者の想像に委ねられる形」で終わっています。
『親愛なるX』ドラマ版と原作の違い
ドラマは原作のストーリーラインを踏襲しながらも、より心理描写を深め、キャラクターの背景を掘り下げています。
ドラマと原作の違いを以下にまとめました。
ドラマと原作の違いポイント
- ドラマ版はアジンの人間的な弱さと葛藤など心理描写に焦点を当て、「ペク・アジンの痛みをオリジナルよりも深く表現」している。
- ユン・ジュンソやレナなどの登場人物の過去がより丁寧に描かれ、物語に厚みが増している。
- 原作よりも「X」たちの苦しみや感情がリアルに描かれ、彼らの復讐の動機にも共感が得られる構成に。
- ラストはドラマ独自の演出で若干の余韻や未来への期待を感じさせる演出があるが、根底の悲劇的な要素は維持。
- 原作では余韻を残す形(完全な敗北でも救済でもない)で終わったが、ドラマは監督が「アジンの旅に哀れみもメロドラマも求めない」と語っており、ラストで“転落か救済か”など明確な結末を提示する可能性あり!
まとめ:『親愛なるX』原作ラスト結末ネタバレとドラマの違いポイント
『親愛なるX』原作ラストネタバレとドラマの違いをご紹介しました。
- 原作のラスト結末は報復と悲劇を鮮烈に描き、「アジンが完全に終わったか救われたか、読者の想像に委ねられる形」で終わった
- ドラマ版はキャラクターの心理を掘り下げ、再生や希望を含む演出が加わった違いがある。
- 主要キャストの熱演と名演出によって、原作以上に感情移入・共感が深まる。
- 復讐と愛、破滅と救済というテーマが両方の作品で強く表現されている。
- 原作とドラマ両方を比較することで、より作品理解が深まる。

