韓国発の話題ドラマ『暴君のシェフ』は、歴史とグルメ、タイムスリップ・ファンタジーが融合した物語です。
本記事では原作小説に基づく最終回ネタバレと結末の詳細をご紹介しています。
※ネタバレになりますのでご注意ください。
結末が気になりすぎるよね。ハッピーエンドだといいけど・・見ていこう！
『暴君のシェフ』原作の結末・最終回ネタバレ
『暴君のシェフ』原作はウェブ小説「燕山君のシェフとして生き残る（Surviving as Yeonsan-gun’s Chef）」で、ドラマ版とほぼ同様のラインで展開されます。
主人公・三ツ星シェフのヨン・ジヨンが、暴君・燕山君（イホン）の時代にタイムスリップし、料理を通じて王や宮廷の運命に関わる物語です。
原作の結末は以下の通りです。
※以下引用元：https://blog.naver.com/urjj/223991790834?trackingCode=rss
※ネタバレになりますのでご注意ください。
原作の具体的な結末
- ジヨンの身代わりとなり亡くなるイホン（燕山君）
- ジヨンは現代に戻り、レストランで再びシェフとして働く
- 歴史は変わらず、イホン（燕山君）は王位を追われて命を落とす運命
- 現代でジヨンの前にイホンの魂や生まれ変わりが現れる展開（望雲録がキーとなる）
- ジヨンとイホンは現代で再会し、タイムスリップを経て幸せな日常を過ごす
- 歴史は塗り替えられずとも、“愛”は時空を超えて繋がるビタースウィートなラスト
結局、歴史は変わらず、暴君の記録のままのイホンでしたが、大韓民国は南北分断などの歴史的事件が起きない民主共和国になっていたのでした。
これは、単純なハッピーエンドではなく、時代と運命の壁を超えて結ばれた二人の切ない余韻を残す結末となっています。
王としての権力ではなく、人間としての弱さや愛情が浮かび上がる、料理と愛が結ぶ物語のラストです。
現代でのヨンジヨンのその後
ヨンジヨンは現代に戻り、『私の王様』という意味である『モンロア』というレストランをオープンします。
イホン（燕山君）に捧げた料理を披露し、ミシュラン三ツ星シェフとなるのでした。
そんなある日、おしゃれなコートを着た男性（イホン）がヨンジヨンの前に現れます。
（ヨンジヨンを守るために殺されたイホンでしたが、目覚めたのは2025年の現実世界）
そしてヨンジヨンのレストランで一緒に働きながら本当の幸せを探す、というハッピーエンドです。
惹かれ合う運命だった？実はヨンジヨンの両親も・・
原作では、ヨンジヨンの父親も朝鮮時代にタイムスリップした経験があり、母親は朝鮮時代から現代にきた人物なのでした。
だからこそ、ヨンジヨンとイホンの運命的な繋がりがあったのでしょう。
原作ではここでENDです。
ドラマの結末・最終回ネタバレ
最終章でジヨンとイホンの間に愛情と信頼が芽生えますが、宮廷ではクーデターの予兆が発生。
政争や裏切りの中、ジヨンは拉致され、イホンも追い詰められていく流れとなります。
イホンのプロポーズ後、二人は大きな試練に直面。
イホンは流刑・廃位、ジヨンは現代への帰還という結末を迎えます。
ここまでは原作と同じですが、その後はドラマ版では少し内容が違っていました。
見ていきましょう！
（※チェサン大君はイホンに斬られ亡くなり、淑媛は自害・さらにコンギルに斬られ亡くなりました。）
ジヨンが現代に戻り、スラッカンの仲間と再会？
原作では、歴史は変わらず王様（イホン）が亡くなる運命でしたが、ドラマ版では、ジヨンが王様をかばいチェサン大君に斬られます。
そして現代に戻ったジヨン。
すぐさま、歴史がどうなったか検索すると、歴史が変わり、王様は失踪したと記載されていたのでした。
そしてシェフの仕事に戻ると、そこにいたのはなんと！スラッカンの仲間たちでした！（顔は同じだけど名前は違う全く別の人。過去の記憶もなし）
宮廷料理をもとにしたレシピを開発。その名も待令熟手(テリョンスクス)コース。
そしてミシュラン審査員がレストランに来ますが、その姿はトスンジ（イムソンジェ）でした。
何癖をつけるミシュラン審査員。その前に現れたのは・・
王様登場！運命的な再会！
イホンなのでした！
見た目はスーツを着ていますが、中身は王様（イホン）のまま！
王様の話し方、記憶も残っています。
そして熱いハグ、キス。（感動）
まさに、時空を超えて愛が結ばれたのでした。。（感動）
二人で幸せに暮らしました
王様がジヨンのために、朝にビビンパを作ります。
話し方が昔のままの王様（笑）
仲睦まじい様子が描かれ、ドラマは終わりました。
みんなハッピーエンドでよかった♡
それにしても現代にあった望雲録は過去の王様の日記だったんだね〜！すごい繋がりでした！
『暴君のシェフ』原作の結末・最終回ネタバレまとめ
『暴君のシェフ』原作の結末・最終回ネタバレをご紹介しました。
原作の結末
- ジヨンはピンチを乗り越え、タイムスリップから現代に帰還
- イホンは王位を追われ命を落とす、歴史は変わらない
- ジヨンのレストランにイホン（現代の魂）が現れ二人は再会する
- 料理を通じて運命が変化、愛は時空を超えて結ばれる
- ハッピーエンドとバッドエンドが織り交ざった“ほろ苦い”ラスト
- 料理人としてのジヨンの誇りと、イホンの人間的な成長が物語の核心
ドラマ版では、悪は全員亡くなり、王様はスーツ姿ではあるものの、中身は王様のまま現代に現れたのでした。
まさに時空を超えての愛に感動の嵐で終わりを迎えました。
「生きるための料理、愛するための料理」というテーマを強調しながら、視聴者・読者に深い余韻と希望を残した本作品。
歴史と恋、グルメが融合した新感覚ドラマの先行きをぜひご覧ください♪
