ディズニープラスで配信の韓国ドラマ『最悪の悪』ー。
最終回ネタバレ、個人的な考察と感想、そしてラストの意味の解釈をご紹介します。
タイトルになっている『最悪の悪』とは・・・!?
※ネタバレ含みますのでご注意ください。
『最悪の悪』最終回ネタバレ
ここからは最終回ネタバレあらすじをご紹介します。
ジョンリョルに正体気付かれるジュンモ
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ジュンモがネズミ(警察)だったことを気づいたジョンリョル。
ドヒョン刑事を縛り、銃で打つのだった。
「警察官だということを忘れるな」と最後の言葉を残し、息を引き取った。
そこに駆けつけた警察官に取り押さえられ、ジョンリョルは逮捕。
一方その頃、ジョンべに江南連合を乗っ取られ、ギチョルと揉めていた。
逮捕されるギチョル
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ジョンべらは一生出所できないようにしてほしいとミングに頼み込む。
そしてミングが事務所に乗り込み、殺人教唆・ほうじょの疑いでギチョルは逮捕された。
ウィジョンが偶然その光景を見かけ、部長検事へ報告。
これまでの計画が失敗することを恐れたジュンモは、ミングの車に突っ込みギチョルを助け出す。
麻薬を取り戻し、日本との取引を実行させたいジュンモだった。
その間に、刑事らは麻薬商を次々と検挙した。
へリョンに殺害されるミング
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ジュンモがスパイだと気づいたジョンべ。
ジョンべがへリョンと会い、日本との取引を行うことなり、場所を教えてもらう。
しかし、これは全てジュンモがへリョンに指示したことで、取引現場を押さえるためだった。
ジュンモがウィジョンの夫であり警察だということを、へリョンへ伝えるミング。
へリョンはジュンモへ電話をかけ、親切は本心だったのか、そして日本と中国のどちらにいるべきか問う。
ジュンモは香港へ逃げろと答える。
そして、愛したジュンモを守るためにミングを殺害。
へリョンを逃し、彼女に仕えてきたカンサンが身代わりとなった。
麻薬組織検挙
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ジョンべらが日本と取引を遂行しお金を受け取る。
そして、警察が船舶を確認し、日本側へ連絡。
裏切ったジョンべらを懲らしめに行こうとするギチョルだったが、警察官のジュンモによって手錠をかけられる。
最後まで罪を償ってほしいと話し、ジョンべらの元へ向かったジュンモ。
そして、ジョンべらは警察に囲まれ、逮捕された。
(わざと手錠の鍵を置いて行ったことに気づき、ギチョルはそのまま逃走)
中国や日本の麻薬組織を一気に検挙することに成功した。
ジュンモとウィジョンとギチョル
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以前の私たちに戻れるのかと不安がるウィジョン。
帰宅すると、2人の家にはギチョルが待ち構えていた。
銃を向け合うギチョルとジュンモ。
ジュンモには逃した理由を、ウィジョンには本心だったのか聞くギチョル。
残りの人生は不幸せに過ごすといいと最後言い放ち自ら命を断とうとするところ、ジュンモの撃った玉がギチョルへ当たる。
ギチョルはそのまま息を引き取った。
ようやく、ギチョルを検挙し終結した。
ジュンモとウィジョンは昇進。
ジュンモは、「よくやった」という部長検事を無視し、ドヒョンの遺影に敬礼する・・・。
そして、ギチョルのお墓に結婚指輪とタバコを置いて立ち去った。
おわり。
『最悪の悪』感想と考察!ラストの意味は?
ここからは、個人の視点からの考察と感想、ラストの意味の解釈についてご紹介します。
考察・気になった点
ラストの指輪で夫婦に終止符!?
ラスト、ギチョルのお墓に置いていきたウィジョンとの結婚指輪。
それは、ジュンモとウィジョンの別れを表していました。
そして花束と共にギチョルからもらったネックレスを残し、感情を消化していました。
この捜査で昇進はしたものの、最愛の妻と慕っていたドヒョン先輩、友情関係へと発展していたギチョルを失い、代償があまりにも大きかったラスト。
愛する人と幸せで平凡な暮らしがしたかったジュンモ。
とても切ないエンディングでした。
へリョンやギチョルを逃した理由は?
へリョンやギチョルに対する恋心や友情が芽生えていたんだと思います。
ジュンモの2人に対する本心、優しさ、配慮だったのでしょう。
へリョンは本気で愛していた
カンサンが身代わりになる時に、「私には守りたいものがある」と話していたへリョン。
ここまでして守りたい人だった、ということが描かれていました。
「お嬢様が信じると言ったあの男のところへ」と話すカンサン。
逃走中の車の中で涙するへリョン、本気でジュンモを愛したことからこその悔しさと悲しさが滲み出ていました。
金の腕時計とギチョルへの発砲
テホが身につけていた金の時計をつけ、スンホとして登場した1話。
ユン教授にもギチョルが渡していたという金の腕時計。
そしてへリョンにも時計を。
ギチョルはきっと、信頼の証として時計を渡していたんだと思います。
発砲は、最後に自殺という大罪を犯さないよう、「警察だということを忘れた」ジュンモの優しさだったのではないかと解釈しました。
そしてその「時計」が、ラスト結末でこの事件・捜査の「終わり」を意味していたのではないかなと思います。
(10話で「終わり」や「死」を表す「時計」は中国では絶対に送らないものだとへリョンが話していました)
「最悪の悪」とは!?
ギチョルやへリョンはやっていることが悪でも筋が通っていないことを嫌うなど、礼儀や仁義を重んじていました。
一方、正義であるはずのミングや部長検事の暴力やモラルの欠如が目立ちました。
ジュンモはその狭間でとても揺れていたように感じました。
そして最終回ラストのギチョルのセリフ、「罪人でも信頼を利用して踏みにじるのは罪じゃないか?」ー。
「最悪の悪」の意味はそこにあった気がします。
個人的感想
最終回見終えて、余韻が残っています・・・。
いろいろせっつな〜〜〜いTT(言葉が出てこない)
悪のギチョルやへリョンに対して、不思議と完全に嫌いきれないというか・・・。
ジュンモも情が湧いてしまっていたんですよね。
(ジュンモに感情移入しながら見てしまいました!)
友情、愛情、信頼・・・と全て失ってしまったジュンモの虚無感。
捜査を終えた達成感、昇進の喜びは一切感じられない結末となりました。
そして、登場人物全員が幸せになっていない・・・。
人を信頼し、愛して裏切られて、 そして大切な人を失って。
まさに「ノワール」といった感じ。
信頼と平凡、一番難しいことなんじゃないかなと感じた作品でした◎
しばらく余韻に浸ります・・・。
まとめ
韓国ドラマ『最悪の悪』最終回ネタバレ感想と考察をご紹介しました。
最終回見終えてから何日も余韻に浸っています(笑)
なんとも言えない気持ちになった『最悪の悪』、なんかとてもすごい作品でした!(語彙力)
『ムービング』に引き続き、ディズニープラスの勢いが止まりませんね!
ネタバレ感想と個人的な考察がお役に立てたら嬉しいです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました( ◠‿◠ )
次の記事でまたお会いしましょう〜!
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