Netflix韓国ドラマ『シュルプ』は宮中奮闘記で、コメディ要素もあり面白い作品です。
本作が実在する人物なのか、実話なのか、そしてタイトルの意味が気になるところ。
そんな疑問にお答えしていこうと思います。
この記事で分かること
実在する人物なのか?
実話なのか?
モデルは誰?
Netflix『シュルプ』王や王妃は実在した?モデルは?
調査してみましたが、実在するという情報はありませんでした。
本作はフィクションで仮想の時代設定で作られている作品のようです。
キム・ヘスが中殿、内名婦人の首長「イム・ファリョン」を演じています。
時代は朝鮮、浮気する王(公式的ですが)とトラブルメーカー王子たちの母親であり王妃。
姑ともウマが合わず・・・(教育熱心なのに対してファリョンはそこまでの熱量はなく)
毎日毎日、悩みが絶えず、いつしか子供中心の媽媽(ママ)に!(笑)
宮中のママたちの子供への愛、欲望、教育、そして女たちの競争などが題材となっています。
時々コメディ入ってて笑えるのがいいよね♡
イ・ホという王は実在!モデルとなった?
#シュルプ
— Rina 리나 (@o2_rina) November 28, 2022
ここへきていちばん怖いのは、大妃でもクォン医官でもなく、王様という気がしてきた。
だって演じてるのが、温和なたたずまいに闇を抱いた役をやらせたら右に出るものはいない(勝手に思っている)チェ・ウォニョン。ちょいちょい狂気がちら見えするのよ。彼こそ王妃に救われてほしい🥺 pic.twitter.com/39kt4ASNZu
時代背景などは仮想設定なフュージョン史劇なので、実在する王でもなければ、実話でもないのですが・・・!
実は、イ・ホという王は実在しているんです♪
参考までに、イ・ホという2人の王についてご紹介したいと思います!
王と章敬王后との間に生まれたイホだったが、生まれて間もなく章敬王后が亡くなり、次の王室文定王后に育てられます。
実の子を世子にしたい願望から宮殿に火をつけられ、イホは自ら死を選ぶも救出され、その後仁宗として即位。
病弱だった仁宗は在位期間が8ヶ月と最も短かったんだそうです。
兄は昭顕世子で、朝鮮が後金との戦に敗北し人質になり、帰国後謎の死を遂げます。
その後、弟だったイホが世子となるのでした・・・。
2人の王を比較してみると、子供がいた朝鮮王朝17代孝宗(イホ)がモデルとなっているのかもしれませんね?
・・・ということは王室の仁宣王后(インソンワンフ)がファリョンのモデルなのでしょうか。
仮想の設定だけど、モデルはいたのかもしれないよね!
ファリョン王妃は実在しない!仁宣王后張氏はどんな人物?
今シュルプ見てても、ぜったい側室になりたくないという気持ちしか湧いてこない…正室も無理やけど…でも戦うお母さんかっこいい#シュルプ pic.twitter.com/pKLRk0YaBq
— 三色スミレ (@kaebixxxviola) November 15, 2023
ここでは、仁宣王后(インソンワンフ)はどんな人物だったのか見ていこうと思います!
王の孝宗とは考えなどが似ていて、歴代朝鮮時代の中でも夫婦の仲が良かったとされています。
息子が18代王になると、姑としてかなり口出しをしていたんだとか・・・。
息子嫁の明聖王后は気が強い性格だったにも関わらず、姑の前では静かだったそう(笑)
結構、強い性格だったような印象を受けますよね。
しかし、王を支えようと宮中の規律を正したり、質素な生活をするなどして出費を抑えたり堅実な面もありました。
儒教の考え方を大事にしている王妃でした。
大妃にかなり強い口調で意見を言っていたりするファリョン。インスピレーションは受けているかも!?(笑)
ファリョンは実在している王妃ではないので正確なことは分からないですが、「気の強い」ところは少し似ているような気がしますね♡
廃妃ユンやチョンヒョン王后に似ている?
ネット上では、廃妃ユン氏やチャンヒョン王后とも似ていると言われていました♪
どんな人物だったのか少し見てみましょう!
李氏朝鮮時代で生前に廃妃になり、嫉妬深い性格で王の女性関係に悩んでいたと言います。
王は貴人厳氏(オム氏)と鄭氏(チョン氏)がお気に入りで、ユン氏(斉献王后)とは仲が悪く、オム氏らは王の母である仁粋大妃に悪口を言っていたとか・・・。
妻が「嫉妬」したとして成宗は王后を廃位させ、王室を追い出されてしまいました。
ユン氏が排除され、成宗の3番目の王妃となります。
廃妃ユン氏に代わって、育ての親となった貞顕王后(チャンヒョン)。
確か、『シュルプ』序盤で王が他の後宮と一緒にいる様子も描かれていましたよね^^
ファリョン王妃が嫉妬しているような様子もありましたので、似ているような気も・・・!?
ファニョンの二男ソンナム君が、王宮の外で育ったというシーンがありましたよね。
出生の秘密があるようでした。
もしかしたら、チャンヒョン王后の生い立ちからヒントをもらったとか・・・?
個人的な想像に過ぎないけど、歴史上の出来事や人物からヒントをもらっていそうだよね♪
そして、あらゆる時代の母としての姿が合わさって、「ファリョン王妃」という人物像ができたのだと思います♡
まとめ
以上、Netflixで配信中『シュルプ』の王妃が実在するのか、実話なのか、そしてタイトルの意味をご紹介しました!
実話ではなく、ファリョン王妃も実在はしていませんでしたが、歴史上の人物と照らし合わせて見ることで少し似ている部分もありましたよね♪
そして、タイトルの『シュルプ』には「傘」という意味が!
子供を必死に守るため奮闘する母ファリョンが子供のために「傘」をさす姿、すごく印象的でした。
まだ見ていないという方はぜひ、Netflixでご覧ください♪
また、シュルプ内で使用されている用語・言葉はこちらで解説しています!