感想・考察

映画『大統領の理髪師』は実話?モデルとなった人物や史実を調査!

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大統領の理髪師 実話 モデル 人物 史実

『大統領の理髪店』という韓国映画を視聴しました。

実話を織り交ぜながら作られた映画となっているので、モデルとなった人物や史実背景をまとめてみました。

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映画『大統領の理髪師』は実話?モデルとなった人物や史実を調査

理髪師のお話は創作(フィクション)です。

このようにフィクションとして語ることで、朴正煕の独裁政権を批判しているように感じました。

独裁政権によって被害を受けた、国民たちの悲劇とも言えるような内容でしたね。

実在する出来事などもこの映画に登場していましたので、以下より解説していきます。

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中央情報部(KCIA)部長と大統領警護室長の確執

このドラマの特徴として、すべてが庶民である主人公のソンモの目線で描かれていきます。

「なんだかわからないけど従った」「なんだかわからないけど必死で仕えた」「なんだかわからないけど必死に耐えた」。

そんなソンモの心情が印象的です。

中央情報部(KCIA)部長キム・ジェギュと大統領警護室長チャ・ジチョルの確執が描かれ、その後大統領の暗殺へとつながります。

ゆんこり
ゆんこり

その後、大統領暗殺事件へと発展。これは史実だよ!

学生たちによるデモで李承晩政権崩壊

1960年代の大統領選挙で、第4代大統領選挙にて大規模な不正選挙が行われました。

これを四月革命(3.14不正選挙)と言い、不正選挙に反発した学生や市民らがデモを起こし、大統領だった李承晩(りしょうばん)政権が崩壊します。

そんな不正選挙や学生たちによるデモなど、本作でも描かれていました。

閣下は第5代大統領の朴正煕

1961年に李承晩の独裁政治が終わり、朴正煕(パク・チョンヒ)政権が開始。

この映画にて名前は出てこないものの、「閣下」と呼ばれている人物は、第5代大統領の朴正煕(パク・チョンヒ)です。

ちなみに、彼の娘が第18代大統領のパク・クネ(朴槿恵)。

映画では名前は出てこないものの、時代背景は朴正煕政権の頃を描いています。

1.21ゲリラ事件(青瓦台襲撃未遂事件)

この映画で北朝鮮の人物が登場しますよね。

そのシーンは、青瓦台襲撃未遂事件(せいがだいしゅうげきみすいじけん)を基に描いていました。

北朝鮮の特殊部隊によって韓国の大統領府「青瓦台」へ襲撃したが未遂で終わった事件です。

ベトナム派兵

アメリカに憧れ、プレスリーの真似をして歌っていたチンギ。

ベトナム行くも、ベトナムから帰ってきたときは指を失っていました。

韓国へ帰ってくると、別人のように静かな人になっていましたね。

ベトナム戦争を経験した韓国兵士の心、みたいなのが感じられました。

朴正煕暗殺事件

朴正煕を暗殺したのは、KCIA(韓国中央情報部)部長だった金載圭(キム・ジェギュ)という実在した人物。

後輩である警護室長だった車智澈(チャ・ジチョル)への不満、そして彼を庇う朴正煕に対しての反感と憎悪が理由だったとか。

おともだち
おともだち

詳しくは映画「KCIA南山の部長たち」を見るといいよ◎

全斗煥大統領

大統領が暗殺され、全斗煥(チョン・ドゥファン)大統領が誕生。

ソンモは再び「大統領の理髪師」になれと命じられます。

断るんですが、結局、青瓦台に出向くことになったソンモ。

ついに彼は反撃を開始。

全斗煥が本当にハゲだったこと、これは悲しくも事実だったんです・・・。

ゆんこり
ゆんこり

ここはクスッと笑っちゃったわ〜w

まとめ

映画『大統領の理髪師』は実話?モデルとなった人物や史実を調査してご紹介しました。

史実を基に、創作として作られている映画。

ただ、とてもリアルに描かれていたので途中分からなくなるほど・・・。

しかし、今回ご紹介したように、モデルとなった実在の人物や出来事、史実がうまく絡みあっていました。

20年も前の映画なのですが、韓国の近代史の勉強になるかと思います。

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韓ドラの日々|ゆんこり

韓ドラ歴18年目のアラサーオンマ♡ 韓国ドラマや恋リアが大好き。 視聴率・評価・感想・OSTなどを紹介しています。 ドラマの絵も描いたり…! お気軽にどうぞ〜♡

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